2010年 2月 15日 月曜日

ジルコニアセラミック

差し歯と歯茎の境目の黒ずみがなくなり、透明感のある、天然歯に近い差し歯が可能になりました。
セラミック歯は外冠と内冠から成り、二重構造になっています。
外冠セラミック、内冠貴金属で出来ているのが、従来のセラミック歯です。

従来のセラミック歯 内面

従来のセラミック歯 内面

外冠セラミック、内冠ジルコニアで出来ているのが、ジルコニアセラミックです。
ジルコニアセラミック 内面

ジルコニアセラミック 内面

内面から光を当てて見ます。
従来のセラミック歯
内冠が金属なので光を透しません。
従来のセラミック歯

従来のセラミック歯

ジルコニアセラミック
ジルコニアは光を透します。
ジルコニアセラミック

ジルコニアセラミック

この透明感が天然歯と非常に近いです

ジルコニアに当たる内冠は、まず従来どおり歯型を取り、精密な口腔模型を作ります。
その模型を専用のレーザー機器でスキャンし、そのデーターだけをインターネットで、ジルコニアセラミック最先端のスウェーデンに送ります(模型は送りません)。
そして、そのデータを元に出来上がった内冠は、国際郵便(飛行機)で送られて来ます。
その内冠に、個々の歯の形、色に合わせて、日本で外冠(セラミック)を作り上げます。つまりジルコニアセラミックは、スウェーデンと日本のハーフなんです。
すごい時代になったものです。

セラミック歯(前歯2本)
これだけ見れば十分きれいですが
術前

セラミック歯(前歯2本)

セラミック歯(前歯2本)

ジルコニアセラミック
比べると全然違います。
術後
ジルコニアセラミック

ジルコニアセラミック

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